2024年4月27日（土）に開催された「ニコニコ超会議2024」に、ほうがくのわが和楽器のブースを出展しました。
その様子を、実施記録レポートも兼ねてご紹介します。

ニコニコ超会議とは

ニコニコ超会議は、「ニコニコ動画」などを運営するドワンゴが主催するイベント。オンライン上のネット開催（4月22日〜28日）と幕張メッセのリアル開催（4月27日〜28日）の2つの場所で行われました。「みんなで作る日本最大級の文化祭」と言われており、リアル開催は1日ではとても回りきれないような規模で、企業・団体・個人問わずさまざまなブース出展やパフォーマンスが行われました。
今回の「ニコニコ超会議2024」は来場者数が12万5,362人と、かなりの賑わいをみせるイベントとなりました。

クリエイタークロスとは

ニコニコ超会議の主要な企画の一つに「クリエイタークロス」があります。クリエイターが自由に自己表現できるスペースという、ユーザー主体型イベントならではの企画です。

ほうがくのわは、この「クリエイタークロス」に出展をしました。
「ボーカロイド」「歌ってみた」「踊ってみた」「配信者」などジャンルが分かれており、ほうがくのわは「演奏してみた」ジャンルとして、音楽・演奏系の出展者が集まる一角にブースを構えました。

ちなみに、「クリエイタークロス」の総出展者は1,131組（併催イベント含む）だそうで… ものすごい規模ですね。

ニコニコ和楽器部 byほうがくのわ

今回、ほうがくのわが出展したブースはこちら！

正式名称は「ニコニコ和楽器部 byほうがくのわ」です。
ほうがくのわ代表の櫻樹のほか、ニコニコ動画やYouTubeで和楽器の演奏動画などを投稿しているいつなさん、Tsukineさん、楓夏さんの合計4名が主運営メンバーとなって出展準備を進めてきました。

このブースでは「和楽器グッズの販売」「和楽器の展示・体験」を行いました。

和楽器グッズの販売

今回の出展に向けて、新作グッズを大量に制作しました。
その中のメインがこちらの同人誌！！
「和楽器で演奏してみた本」です。

和楽器の同人誌が出来たら面白そうじゃない…？と始まった企画。この本の主記事となるのが「和楽器の動画紹介」です。様々な方に、ニコニコ動画やYouTubeに投稿している動画を紹介いただきました！

また、「和楽器でこんな楽しみ方をしています!!」と題して、動画にかかわらず、皆さんが普段どうやって和楽器を楽しんでいるのか、和楽器の魅力がどんなところにあるのか、を語っていただきました。

原稿を書いていただいた総参加者は全34名！（ユニットの方の全メンバー含む）
楽器の種類では箏、十七絃、三味線、尺八、横笛、小鼓、筑前琵琶、三線、トンコリー、クーチョー…と多種多様。
本当に、たくさんの方の協力で完成させることができました。

また、冊子表紙のオリジナルキャラクターをグッズ化しました。
キャラクターデザインはいつなさんです！
物販コーナーにて、ステッカー、アクリルキーホルダー、クリアファイル、マグカップを販売しました。

グッズのオンライン販売開始！

グッズはオンラインでも購入できるようにしましたので、ご購入を希望される方は以下のフォームからお申し込みください。

※一部グッズはイベント価格とオンライン価格が異なります。ご確認の上、ご購入ください。

和楽器の展示・体験

和楽器の展示・体験コーナーでは、箏、三味線（津軽）、尺八、三線、篠笛、大正琴を体験いただきました。

珍しい楽器としては、いつなさんの「初音ミク三線」や、リニューアルした新型LED琴柱を使った箏なども実際に触ってもらいました。

和楽器体験をしてくれた方はほとんど初めて触る方ばかりでしたが、皆さん楽しそうに演奏してくれていました。
ごく稀に「昔やってた！」という和楽器経験者の方もいらっしゃって、少し難しい譜面にも挑戦していただきました。

楽器の説明をしたり、演奏方法を教えたりするサポートスタッフとして、ほうがくのわの常連さんはじめ多くの方が手伝ってくれました。ありがとうございました！

年齢も雰囲気もさまざまな方が訪れ、興味津々で「楽器はどこで買えるのか？」と聞いてきた外国人の方、コスプレ姿で演奏してくれた方、近隣のブースから遊びに来てくれたアイドルの方や創作音楽の方などなど… 体験コーナーは常に賑やかでした。

おわりに

これまで「ニコニコ超会議」には箏を持って演奏イベントに参加したりはしてきましたが、私の知る限り、和楽器に特化したブースの出展はこれが初めてではないでしょうか？

通路を歩いていると、初音ミクが描かれた三線や、LEDでピカピカ光る箏が置かれていたり、楽器を体験しながらワイワイやってる人が目に止まるわけですよ。
いきなり「和楽器を体験しに行くぞ！！」な人はなかなか居ないと思うので、最初は「これは一体なんだ！！？」で良いんです。
そこからちょっとでも興味を持ってもらえれば大成功です。

ほうがくのわは、和楽器を通じたコミュニケーション、人と人とのつながり作りを最も大事にしています。
今回は楽器体験などを通して、様々な方と交流を持てたのはすごく良かったと思っています。

来年はぜひ、さらにパワーアップしたブースを出展したいと思います。
もっと広いスペースを使って演奏披露ステージを設けたり…と夢は広がりますが、予算、物品、スタッフをどうするか…など検討事項は山積みです（汗）次回の出展にご賛同・ご協力いただける方がいらっしゃると嬉しく思います！