全長が短いタイプの箏(短箏)は様々な会社から出ており、今となっては珍しくなくなりました。
従来のNEO-KOTO(ネオ箏)が進化した「NEO-KOTO輝」(-かがやき)もそんな短い箏の一つですが、他社製品とは違った特徴的な点が多く、とてもワクワクするプロダクトです!
NEO-KOTO輝の特長(抜粋)
長さ100cmで持ち運びがラク!
通常の箏は180〜190cm程度の長さ。箏弾きなら誰でも思うことですが、箏って…持ち運びが非常に大変な楽器ですよね(汗)
「NEO-KOTO輝」は100cmと約半分の長さ。当然その分重量も軽く、約4.5kg。運搬がかなりラクになりますね!
絃間の距離は…?
短いタイプの箏を使う際に不安なのが、絃と絃の間の距離。普通の箏の感覚に慣れていると、距離が少しでも変わってしまうと弾きづらくなります。
しかし「NEO-KOTO輝」はその点も安心で、普通の箏と全く同じ間隔のため、全く戸惑わずに弾くことができます。
ペグ式で絃の張り替えが簡単!
ペグユニットを採用しているので、調絃時の調整はもちろん、自分で簡単に絃の張り替えができてしまいます。すぐに楽器屋さんへ行けない場合なども多いでしょうし、絃が切れるなどいざという時にも安心ですね!
ゴム足付きで倒れにくい!
コレ、地味に思われるかもしれませんが、かなり嬉しい工夫です。箏を立てかける際に床がツルツルしていると… そのまま滑って倒れてしまう危険性があります。
しかし、ゴムがあるだけでそれを防ぐことができます。教育現場を意識して開発されているとのことで、安心安全設計になっていますね。
NEO-KOTO輝のペグユニットの拡大写真。本体に敷いてあるのは同社が出している「ルックシート」。五・七・十の絃の位置と爪を当てる場所が一目でわかる、箏を習いたての方にも嬉しいアイテムです。
NEO-KOTO輝はココがすごい!
「NEO-KOTO輝」の最大の特長といえば、何と言ってもチューナー内蔵であること!普段は本体内に仕舞われており、指で軽く押せば飛び出てきます。
チューナーをピックアップを繋いで→調絃して→終わったら取り外して片付けて… という作業がなくなり画期的!&チューナーを忘れてしまった場合も安心!学校の授業で使用する際にも重宝しますね。
NEO-KOTO輝 展示の様子
「NEO-KOTO輝」は、2018年9月1〜2日にほうがくのわ 櫻樹が実行委員として開催しました「第5回 全国邦楽合奏フェスティバル in川崎」に出展いただいた他、2018年10月19〜21日に開催された「2018楽器フェア」にもブースを設けられるなど、全国の展示会で出展されています。
「2018楽器フェア」ブースの様子を以下にご紹介します。
楽器フェアは日本最大の楽器総合イベント。様々な楽器が展示販売されており、ものすごい規模でした!(開催場所:東京ビッグサイト)
北菱電興株式会社様の「NEO-KOTO輝」ブース。大きなディスプレイで流れているプロモーション動画が目に留まります。
誰でも「NEO-KOTO輝」の演奏体験ができます!普段は洋楽器を演奏している来場者が多い中、目を引いたこと間違いなしではないでしょうか!
ディスプレイ用のスペシャルモデル!なんと自動でペグを回して調絃してくれる機能がついています。
また、琴柱にはほうがくのわ製の「透明LED琴柱」を使っていただきました!
教育現場にも、個人の方にも!
「NEO-KOTO輝」は教育現場でどうすれば子供たちに楽しく学んでもらえるか?をしっかりと考えらえたアイデア満載のプロダクトだと思います。
もちろん、個人で練習される方にとっても大変使いやすいので、普通サイズの箏に加えて持ち運び用にもう一面… 用途に応じて使い分けをされても良いですね!
筆者も実際に使用していますが、本当に便利です。本体だけでなく、関連商品にも注目。リュックサックのように背負える専用のケースには、琴柱を立てたまま収納もできます。これが本当にありがたい…
NEO-KOTO輝を購入したい
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hougaku@ohju.net